館内にあるこのホールには、世界的創作舞踏家・石井漠のメモリアルホールがあり、漠の作品や生涯にまつわるパネル、遺品などが展示されています。

平成14年、旧山本町の町制作施行40周年・森岳温泉沸出50周年にあたり、町民有志により制作されました。
　デザインは、能代市で洋裁業を営んでいる原田悦子さんに依頼。テーマは、「和で生きる元気で輝け山本町」と題して、自然と人間の調和を盛り込み、人の和が大きな輪に広がってほしいという願いが込められています。旧山本町の町の木である「杉」や町の花「桜」のほか、朝日を浴びた石倉山をバックに人の息遣いを感じさせる街並みや、沼にはじゅんさいの花、さらには未来へ生きる子どもたちが、七つの海へと羽ばたくようにと、羅針盤の周りにこの年小学校に入学した61人全員が自ら描いた似顔絵で参加しています。
　この緞帳は、縦6.675ｍ、横13.5ｍで面積は畳55畳分の大きさで日本一大きく、徳島県牟岐町の緞帳と並んで国内二大パッチワーク緞帳と呼ばれています（1コマ15センチ×15センチが4,005枚縫い合わされている）。町内外から高い評価を受け、毎年多くの見学者が訪れています。