長く健康で人生を楽しむために「頑張らない、無理しない。でも、心身に良い効果！」

◎クアオルト健康ウォーキングとは？

ドイツのクアオルト（療養地・健康保養地）で治療として、利用されている「気候性地形療法」の手法を用いたウォーキングです。

◎気候性地形療法とは？

「気候性地形療法」は、ドイツのクアオルトで心筋梗塞や狭心症のリハビリテーション、高血圧、骨粗しょう症等の治療に利用される自然療法です。運動の強さを計測した傾斜のある野山のコースを、体表面を冷たくさらさらに保ち、自分の体力に合ったスピードでウォーキングすることによって、運動リスクを軽減しながら持久力を強化し、通常の運動より、より大きな効果を得ようとするものです。

◎気候性地形療法における気候の４要素と効果

• ・太陽光…ビタミンＤ3の合成、骨の強化、免疫力活性
• ・可視光線…体内の２４時間リズムの調整、深い睡眠
• ・清浄な空気…呼吸器系、アレルギーの改善
• ・冷気と風…持久力強化、免疫システムの改善、血液循環機能アップ、体温調節機能アップ

◎日本での気候性地形療法とは？

日本での気候性地形療法は、ドイツの手法を基本にしながら、生活習慣病や認知症、ロコモティブ・シンドローム（運動器症候群）の予防、翌日まで継続する心理的な効果など、医療ではなく、心身の健康づくりや健康寿命の延伸に活用しています。
※注意：腰や下肢に痛みのある人は、医師の許可の上、運動しましょう。

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◎キーワードは 『冷たくさらさら』 『頑張らない』

気候性地形療法は、個人の状態にあわせて歩く速さを調整します。

体表面を「やや冷える」と感じるように…体表面−２℃

歩行中、主観的な感覚で「やや冷える」（体表面温度を平均２℃程度下げる、下表の温冷感覚で-1）と感じるように、袖をまくったり、首元を開けるなどして衣服を調整します。時々腕に触れ、歩行中も汗が蒸発して「冷たくさらさら」な状態の肌を保ちましょう。
・服装の注意…薄物の重ね着、玉ねぎの皮をむくように、薄着になります。

※アシュレ（ASHRE）…アメリカ暖房冷凍空調学会

1. 体表面を冷たくさらさらにすることで皮膚の毛細血管が収縮
2. 体表面の血液が筋肉へ移動
3. 酸素と栄養が行き届い筋力増強

頑張らないで歩くことができるスピード…心拍数の目安は 「160 ー 年齢」

最初はゆっくり、慣れてきたら、ウォーキングの途中（上り道）で心拍数を計測し、以下を目安にして歩く速さを調整しましょう。
・運動に慣れていない人…「160 ー 年齢」
・運動を常にしている人…「180 ー 年齢」
下り道は、心拍数にとらわれず、けがをしないように無理をせずに歩きましょう。
※血圧降下剤を服用している人は、心拍数の目安を、160ー年齢の80%〜90%に減じましょう。

心拍数の計測方法

1. １：心拍と近似の手首等の脈拍で計測し、比較して、歩く速さを調節しましょう。
   計測地点（コースには案内板あり）に到着したらすぐに、脈拍数を計測
2. ２：15秒間計測し、４倍して１分間の脈拍数を算出

例）50歳の人の目標心拍数 ： 160ー50＝110
  15秒で25だった場合 ： 25×４＝100

・目標心拍数より多い…歩くスピードをゆっくりに
・目標心拍数より少ない…歩くスピードをあげる、おしゃべりしながら歩く、腕振りを大きくする

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◎ドイツのクアオルトとは

高品質な長期滞在型の療養地で、土壌（鋼泉を含め、泥や蒸気）・海・気候・水療法のクナイプ式の４つの自然にある治療要素を活用し医療保険が適用される、国が認定した特別な地域です。

◎日本型のクアオルトとは

地域の自然環境や温泉を活用する運動療法を主にして、医療ではなく、住民の健康づくりや予防を推進するものです。

◎三種型クアオルトとは

ドイツのクアオルト（健康保養地）で行われる治療のウォーキング（気候性地形療法）や温泉を活用した湯中運動を手本にして、三種町の海や山など恵まれた自然環境を健康に活用し、住民の健康づくりを推進しながら、同時に交流人口の拡大や地域の振興を図るためのものです。 ※「クアオルト」・「気候性地形療法」「クアの道」は登録商標です。

INFORMATION

住所	〒018-2401　秋田県山本郡三種町鵜川字岩谷子８
電話	0185-85-4822
FAX	0185-85-2178
HP	秋田県三種町WEBサイト クアオルト健康ウオーキング 〜認定コース〜
ご予約はこちらまで	農泊推進協議会

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